食、というと、ポテトチップ、チョコレートなどのいわゆる「おかし」や「甘いもの」を連想しませんか?
意外と忘れがちなのが、「飲み物による血糖上昇」です。
水、お茶(日本茶・中国茶)以外は血糖が上がる。
ペットボトルのお茶の話
日本、中国のお茶は砂糖や牛乳を入れずに飲むものなので、ペットボトルで販売されている既製品も血糖値はあげません。しかし、西洋のお茶(紅茶)は文化として砂糖や牛乳を入れるので、売られている「無糖」のものでも、飲みやすくするため糖分が入っていることがほとんどです。
基本的にはペットボトルや缶等、既製品の紅茶類は避けましょう。
缶、ペットボトルのコーヒー、紅茶の「カロリーゼロ」は ゼロ ではありません!
コーヒー・紅茶
自分で淹れたブラックコーヒーとストレートティーはOK。
「ラカント」「パルスイート」などの「人工甘味料」は血糖への影響が砂糖よりとても少ないです。ただし、これはあくまで「血糖上昇」の面からであり、人工甘味料の健康への影響はまだ不明な点があるため、多量の使用は控えましょう。
牛乳・豆乳
牛乳も血糖値を上げます。
1日200mL(糖質20g相当)を目安に、間食では強い運動をした後に限り、100mLまで飲むようにしましょう。また、豆乳は無調整のものを選びましょう。
野菜ジュース・果物ジュース・青汁
野菜ジュース、青汁、果物ジュースは、
100%であっても血糖値は上がります!青汁は全く野菜を摂らない日に1パック程度までを目安に、食事時に飲みましょう。
スポーツ飲料
スポーツドリンクは、塩分が主体ですが、飲みやすくするために糖分が入っていますので血糖値は上がります。強い運動を長時間する以外は、基本的に飲まないようにします。
そのため食事と食事の間に飲むのは、お水かお茶、自分で入れるブラックコーヒー、砂糖、ミルクなしの紅茶にしましょう
水・お茶以外を飲んではいけないというわけではありません
ここであげた注意点はあくまで「間食」=「食事と食事の間の時間帯」としての注意です。
牛乳やジュースを「食事どき」に飲むことには問題ありません。ただ、食事全体の摂取糖質が増えますので飲む量には注意しましょう。さらに「甘いものをデザートに楽しみたい」ために、主食の糖質(ご飯、パン、麺類、いも類)などを減らすのは栄養バランスの崩れにつながります。そのためこう言った「嗜好品」は量を取りすぎないようにしましょう。
血糖測定の勧め
血糖測定器は薬局で販売され、誰でも購入可能です。興味のある方はぜひ購入して血糖値を測りましょう。自分の好きなものを飲んだり食べたりする前後で測って、それがどのくらい自分の血糖に影響があるのかを把握できます。具体的な測り方や測った結果をぜひ診察のときに相談して、自分専用の食事療法を作りましょう。
